Virgin Noize Blog

Solarisを中心に“何か”とコラボレーションをすることによって 音楽の表現活動そしていく複雑流動的複合型ユニットのお話。

第十二作目 「セイギノギセイ」

Virgin Noize Mortion Picture Soundtrack #01
A.C.T.I.F Series 「セイギノギセイ」収録
Solaris(Virgin Noize) feat. GUMI

イラストはカネヒコ様がお手伝いしてくれました。

洗練された美しくかっこいいイラストです。
ありがとうございます。衣装のアレンジが非常に素敵です!


前作の「ツァラトゥストラは語らない」が偶像破壊であれば
今作は理想破壊といった感じでしょうか。

最近よくある話に正義は人の数だけあり、何が正しいというわけでもないが
それでも何とかみんなが納得できるように折り合いつけていくのが美徳みたいな
そんな風潮をアニメやゲームじゃねーんだから無理でしょと否定して
だいたいどこもかしこも絶望が蔓延っているので
理由づけて何かしら無意味に葛藤するくらいなら
独善的に生きろって世界が滅ぶぐらいだから気にすんなよ。オーライ!

みたいな仮面ライダー龍騎リスペクト的な救いようのない曲です。


前作のノリが割と軽めでチャラい音使いだったので今回は少し
どっしりとした重みのある構成にしてみました。
ピアノ低音ガーン!って出すのは意外と最近やらなかったので
ちょっと久しぶりに面白かったです。

曲構成的にはターヘルアナトミア以降一貫して必ず踏襲しているもので
ギターなりワブルなりベースなりが狂喜乱舞するカオスパートを挟んでいるのですが
割とQUINTETの新作がプログレ寄りの作り方をしたのでそんなテイストを感じます。


さて、「セイギノギセイ」収録の新作を超ボーマスで頒布を致します。
冒頭にも触れましたがA.C.T.I.F Seriesと銘打っておりまして
IF(もしもの世界)をACT(演ずる)ということで
一応サウンドトラックという形になってます。

今回は4曲構成ですが、今後もシリーズ化していく予定ではあります。
次回作の構想はもうできておりますので、お楽しみに。