Virgin Noize Blog

Solarisを中心に“何か”とコラボレーションをすることによって 音楽の表現活動そしていく複雑流動的複合型ユニットのお話。

LCD14:PAST OF BLACK (2)

Solaris(Virgin Noize) 2nd Album

「PAST OF BLACK」が2016/01/16よりiTunesはじめ
各種WEB配信サービスに好評配信中です!

PAST OF BLACK

PAST OF BLACK

  • Solaris(Virgin Noize)
  • アニメ
  • ¥1200
Track List
 
01. BLACK
Solaris(Virgin Noize)
 
02. ターヘルアナトミア 
Solaris(Virgin Noize) feat. GUMI
 
03. アポトーシス ~ そして終わりなき悲しみ
Solaris(Virgin Noize) feat. Miku Hatsune
 
04. BEAT OF BEAST
Solaris(Virgin Noize) feat. GUMI
 
05. バッドエンド・ディスコ
Solaris(Virgin Noize) feat. Miku Hatsune & GUMI
 
06. BLACK × BLACK
Solaris(Virgin Noize) feat. GUMI
 
07. 乱れ雪月花
Solaris(Virgin Noize) feat. GUMI
 
08. 烈華乱舞
Kanade & Solaris(Virgin Noize) feat. GUMI
 
09. リプレイ
Solaris(Virgin Noize) feat. Miku Hatsune
 
10. BLACK RX
Solaris(Virgin Noize)

 

C89で頒布した際では完売御礼となりまして
お手に取っていただいた皆様、誠にありがとうございました。
中には入手が間に合わなかったという方も多数でしたので
ご要望にお応えさせていただき、配信もさせていただきました。

狂気あり、狂喜あり、兇器ありのごった煮クレイジーな内容となってます。
兎にも角にもまずはご視聴いただければ幸いでございます。

PAST OF BLACK

PAST OF BLACK

 

 そして、次回作鋭気制作中ですのでしばし続報待て!

第十作目「BLACK×BLACK」

Solaris(Virgin Noize) starring GUMI

2ndALBUM「PAST OF BLACK」収録曲のビデオシングルカットです!

イラストはアルバムジャケット同様に望月けい様
ポップでキュートなイラスト!VERRRRRRYYYYYYY KAWAII!
このGUMIのイラストを見たときに完璧や!と思いました。


曲としてのテーマよりはノリで作った感がハンパないです。
とにかくドンチャン騒ぎでしっちゃかめっちゃかでガチャガチャバッキバキに
何も考えずに楽しく頭振って飛び跳ねられるやつをやってやろうとw
いわゆるハーコー(ハードコアテクノ)ってヤツになりました
ズンズンズンズン…ってねーハーコー系作るのすっごい久しぶりで楽しかった!

この曲、制作時間ぶっちゃけ1日あるかないかぐらいのノリで作ったんですよね
リフがパッと浮かんでイントロが5分くらいで完成して
そこからバーッと一気にアウトプットされた感じです。
だからかな、初期衝動感が満載で自分でもすごい気に入っています。


イントロの神経質なリフがフラストレーション溜めてバグってる感じだったので
歌詞の雰囲気もうるせえ!ゴチャゴチャうるせんだよ!って
炎上しているあちらこちらに問答無用にイオナズン叩き込む勢いで書いてました

言いたい事の軸が二軸あって片方は風刺的な意味でのBLACK
もう片方は黒歴史的な意味でのBLACKで
なんかそんなのを思い浮かべてた時にHUNTER×HUNTERのロゴみて「これだ!」と。
そんな感じでタイトル決まってからはトントンと進みましたね。タイトル先行。


BPMは自分が作った曲の中で一番最速なんじゃないですかね。
キックをもっと歪めようか迷ったんですけど、割とサイドに割り振ったギターと
散りばめたシンセの断片がトゲトゲしいのでこのくらいにしておきました。
ちなみに、途中での飲み会のサンプリング音みたいなのは客演ソルトガールです。
あとPV中の焼肉はソルトガールとのコミケの打ち上げの映像です。美味かった!


今年は去年少しサボり気味だったので(ゲーム出過ぎなんだよ)
ソルトガールも含め多面展開でガンガン作りまくっていきますのでお楽しみに。
取り急ぎ、2nd ALBUM「PAST OF BLACK」は1/16配信開始となりますので
そちらもよろしくお願いします!

LCD15 : LOVELESS

QUINTET 16th Album

「LOVELESS」が本日リリースとなります!
コミックマーケット89 2日目 う-35b / 3日目 キ-45a お待ちしております!!

ジャケットは前作に引き続き、R_りんご様にご担当していただきました。
例のアレですよ。えいべっ…なんちゃらの例の浜なんちゃらさんのあのアルバム。

このギリギリのオマージュ、気づいてくれるか!?

頒布価格は1,000円となります!ショップの委託もしてますので詳細は下記リンクへ
lcd15 | Lost Collection

今回の裏テーマは90年代後半~2000年代前半のJ-POP女性歌手というのがあるので
浜崎あゆみ、宇多田ヒカル、椎名林檎あの辺がモロにビミョーに入ってます。
ぶっちゃけ出落ち感もある今作はもはやネタとして手に取っていただければと!(ぁ

EMO&EDM!唸る重低音、響く歌、深く刻み付けるリズム。
QUINTETの集大成。そして露骨なオマージュとカオスをこの冬に。

LCD14:PAST OF BLACK

取り急ぎ報告!

Virgin Noize 2nd Album

「PAST OF BLACK」がコミックマーケット89にて先行発売となります。
正式なウェブ配信と店舗委託はまた年明け以降になりますので
その際にまた詳細は掘り下げお話いたします!

コミックマーケット89 2日目 う-35b / 3日目 キ-45a
頒布価格は1000円となります!よろしくお願いします!

 

 

第九作目「アポトーシス ~ そして終わりなき悲しみ」

Solaris(Virgin Noize) starring 初音ミク

D


ターヘルアナトミアに続き中二病ロック全開ですッ!
今回はドラムンを下地に激しく刹那的なロックをしてみました。

イラストはうやま様。幻想的で素敵なイラストです。
禁忌的で抑制的な表情なミクさんがイメージにピッタリで。
終末感を非常に緻密に表現されてて素晴らしいと思いました。感謝です!


この曲は前作のテーマが愛憎劇だとしたら悲劇になります。
悲劇にも色々ありますが、負の連鎖・自己消滅が主軸にある形ですね。
タイトルにあるようにアポトーシス(細胞の自滅プログラムみたいなもの)を
細胞ではなく人という個体に置き換えた場合に起きうるであろう悲劇
その際の感情などを主人公=ボクが、淘汰されてしまうキミに想いを馳せ叫ぶ
そんな小難しい事を考えて歌詞を手の動くまま書いた気がします。

僕は歌詞を書くときは連想ゲームみたいに類似性・関連性を探るタイプなので
細胞自己消滅→プログラム→コンピューター
細胞群→群衆→ネットワーク・コミュニケーション
内省的な感情→自己懲罰→罪と罰ドストエフスキー
みたいな感じで言葉遊びかねて、鋭い単語を選んで並べていっています。
割と今回は気取らずに思うままに書いたので面白かったですね。

ちなみに、数人の方からタイトルの元ネタアレだよね?と言われましたが
勿論、僕が大好きなスマッシング・パンプキンスからパロらせてもらいました。
音のほうは似ても似つかないですけどねw


肝心の音ですが、割とソリッド感のあるミックスにしてます。
ベースを人力でワブルベース的なリズムで刻んだり、ワブルと融合させたり
ペンデュラム以降のブロステップを通過したドラムンができて満足です。
もっとラウドにメタルコア系のノリを持ってきてもよかったのですが
やりすぎるとドラムンっぽさが薄れるのでそのバランスが難しかったですねー
後半の展開がコアっぽいので、もっとユニゾン踏んだ曲もそのうち出したいですね

ミクさんは囁いてもらうように歌ってもらいました。
当初はGUMIで考えてたのですが、やはり刹那感のあるウィスパーはミクさんだ、と
Aメロ・Bメロ・サビ・Cメロ・Dメロでそれぞれテイストの異なるミクさんが
登場するので割と展開ごとに色々手を加えて声を追ってても飽きないかも。


次回はもうコミケ後になりますかねー年内にもう1曲動画で出したいですけど。
QUINTETの新譜とボカロの新譜に依頼物をどっさりと
両手で抱えて走り回ってる状態なのでそれが終わってからですかね。

さて、ではまた近況報告があり次第記事エントリします。それでは!

第八作目「ターヘルアナトミア」

Solaris(Virgin Noize) starring GUMI

D


バッド・エンド・ディスコに続いて新作になります!
ゴリッゴリのバキッバキのエモーショナル・ハードコアです!

イラストは515M様に描いてもらいました。
すごい綿密に打ち合わせいただいたおかげで、すごいイメージが溢れてきました。
PVを作っててこんなに楽しかったのは初めて!ありがとうございました。


実は去年出したボカロアルバム「トロイメライ」の後の目標がこの曲でした。
正直なところリプレイとゆびきりアンバランスを除く他の曲群は
QUINTETのイメージを引きずっていて、イマイチ振り切れてない感があったんです
勿論、QUINTETよりはポップにはなっているつもりではあるのですが

QUINTETにある「COOL」という路線を脱却して
feat. ボカロでの独自の路線をきちんと描くこと、ここが課題でした。

実は近年のQUINTETもEDM一辺倒ではなくロックを混ぜてはいるのですが
どうしても、上品になってしまうというか、逆に言えば味が出てしまうというか
すごいQUINTETはデザインちっくな曲の作り方をしてしまうので
もっと初期衝動的にロックを体現できる場所が必要だったというのもありました。


リプレイを作った時から思っていたのですが、近年ずっとなんですが
自分の中にあるロック畑出身の初期衝動的なものが抑えられなくなってきてて
特にQUINTETでクラブサウンドを作っていると反動的にギターに手を伸ばし
ついMaster Of Puppetsとか弾いちゃったりしてね。

ということで、抑えられない初期衝動=厨二病気というのが今回のテーマでした(ぁ


サウンド志向としてはブロステを通過したラウド寄りのエモって感じですが
QUINTETの経験がなかったら作れなかった曲でしょうね。

メタル系やコア系からのブロステ・EDMサウンドの取り入れとかはよくありますが
クランクやピコリーモのようなチャラい雰囲気にならないように
・・・かといってストイック過ぎるデジロックのようにもならないように
ちょうどいい具合の雰囲気を保つのは中々難しかったです。
結果、いい塩梅に仕上がったんじゃないかと思います。

メインリフのリードギターをSAW系シンセにしてたらもっと違ったかもしれません。
ワウ通したディストーションギターを最終的に採用したのが良かったですね。

サビは単純明快に分かりやすいエモソングを意識してはいたんですが
一番やりたかったところはシャウトから入るBメロ部分です。
Korn直系的のヘヴィなユニゾンリフで7/8拍子になっていて
ドラムの打ち方が跳ねるような打ち方を出せたので作ってて非常に面白かったです。



曲想としては初期衝動の反動的な負の部分を描いてはいます。
良くも悪くも初期衝動はイコールで破壊衝動に繋がる部分があるので
そこを着想点として多少ストーリー性を持たせてあげました。
メンヘラボカロ少女を二名配置して勝手に愛憎劇をやってもらいました。

多少、セカイ系入ってますね。
今回の舞台は渋谷じゃなくて秋葉原です。それっぽいキャラたちですし。


さて、次回作の予定も既に決まってます。
恐らく9~10月中にはアップできるかと思いますのでお楽しみにしておいてください。

そういえば、QUINTETでもお馴染みの歌い手の奏メイナさんより
5 Days Art Challengeのバトンが回ってきたので暫くしたらやります。
3作品を毎日5日間UPし続けなきゃいけないらしいので
この機にVirgin Noizeの未公開インストを大放出しようかと思います。

もうアルバム出せるよね、15曲ってなったら。

それも含めて、また何かしらあれば近況方向します。それでは。

第七作目「バッド・エンド・ディスコ (feat.GUMI)」

Solaris(Virgin Noize) starring 初音ミク

D

今回はなんと「feat.GUMI」ですよ。
ゴリッゴリのバキッバキのエレクトロ×ロックです。

イラストは笹岡ぐんぐさんに描いてもらいました。
とてもイメージにピッタリ合いました!本当にありがとうございます。


しかし、前回に続きこの曲も相当古い。多分初出は2年くらい前。
第三作目の「夜が焉わるところ」と実は同時期なんですよね。
そこからちょっとは音を新しく揃えたりミックスし直したぐらいで
ボーカルラインがずっと付かないままインストになってた曲です。

なんかあれですね。今聴き返してみると当時のQUINTETのノリに近いですね。
エレクトロック~EDMの架け橋的な存在。当時のらしさが残ってます。
少しキックを抑えてでもリフをメインに持ってきたとこがあって
個人的にはAメロのくどいぐらい押す無慈悲なベースラインがすきです。


イメージはずーっと前からあってクラブっていったら渋谷だろうなって
場所は確かに渋谷なんだけど、歌詞のテイストは池袋だったり秋葉原だったり
ごっちゃごっちゃの曲。とにかくウルさくてやたらと押し気味のエレクトロ。
どっちかっていうとニューレイヴかもしれない。


曲想の世界線軸は今までの作品のテイストと近い部分あり、離れた部分あり
ある意味、一つのターニングポイントになるかと思われます。
今後アップする予定の曲も既に用意できているので、近日中に公開する予定です。

なにしろ、今回の夏はQUINTETお休みですからね。
そのぶん、きちんと仕事しないといけませんね。では、騒ぎつつお聴きください。